富士山での携帯電話の事情
ここでは、富士山での携帯電話の使用等に関して掲載しています。
山頂で一番電波が届くのはDoCoMo
携帯電話にはいくつかの会社の者がありますが、山頂で一番通じやすいのはDoCoMoです。
なぜDoCoMoかというと、期間限定ではあるものの、山頂にアンテナを設置しているためです。このアンテナの存在によって、電波が通じやすくなっています。
他のauやソフトバンクに関しては、そうしたアンテナが無いため、電波は通じないものと思っておいた方が良いでしょう。
将来的に、期間限定で設置する可能性もあります。この辺りは、今後の情報などをチェックしましょう。
なお、DoCoMoの頂上アンテナは「富士宮口」と「吉田口」の頂上近辺に設置されます。8月下旬には除去されますので、注意しましょう。
2010年は「富士宮口山頂」で8月30日にアンテナ撤去となっています。
道中は携帯電話の電源を切る
携帯電話は、電波が弱いところだと、電波を受信しようとして、余計な電気を使用します。
これにより、バッテリーの消耗が激しくなります。
いざ、携帯電話を使って電話をしようとしても、携帯電話が使えなくなっては困ります。
このため、携帯電話の電源は常に切っておき、使う時のみ電源を入れるようにしましょう。
携帯電話で写真を撮ろうと思っている人は、予備のバッテリーを用意することをお薦めします。
いざ、山頂で御来光を見たり3776mまで登りきって記念撮影を撮ろうにも、電源切れでは残念な気持ちに襲われてしまいます。
山小屋では携帯電話の電源をOFFに
山小屋では、多くの人が早朝登山をするために早めに就寝となります。そうしたところで、携帯電話が鳴ると、他の人を起こすことになります。
携帯電話の電源は、山小屋では確実に切るようにしましょう。
山小屋前では携帯電話を使用しない
特に夕方以降から朝7時くらいまでは、山小屋の周辺で携帯電話を使用するのはやめましょう。
これは、宿泊客のみの話ではなく、通り抜ける人にも該当します。
山小屋内では、多くの人が寝ています。それほど遮音性も高くないため、外で携帯電話で会話をされると、山小屋の寝ている人を起こす可能性があります。
人が近くで寝ていることから、山小屋近辺での携帯電話の使用を控えましょう。