富士山登山の成功とは
ここでは、富士山登山をする上で、何を成功とするのかを紹介していきたいと思います。
何が成功であるかは、人それぞれ目的も違うかと思いますので、一概に言えない部分ではあります。ですので、一つの考え方として受け止めていただけたらと思います。
無事に帰ってこられることだ最大の成功
富士山登山というと、登頂することが重要だと考える人が多いと思います。
ここで言う登頂は、山頂まで登りきることです。剣ヶ峰が山頂に当たりますが、各登山口の山頂でもかまいません。
ですが、登頂することよりももっと大事なことがあります。
それが、無事に帰ってくるということです。
大げさに感じるかもしれませんが、実際に富士山登山を行い、亡くなっている方もいます。
また、亡くならないまでも、怪我をしたり病気になったりという人も多々います。
そのようなことがないように、まずは無事に帰ってこられるようにプランを作りましょう。
マナーを守る
山にはさまざまなマナーがあります。富士山でも他の山と同じくマナーを守って登る必要があります。
仮に登頂を出来たとしても、マナーを守らない人であれば、それは決して富士山登山に成功した人間ではない、と考えましょう。
山に関するマナーはいろいろありますので、別途ご確認ください。
富士山を好きになる
富士山を登った人の感想として、もう登りたくない、ということを述べる人がいます。
しかし、これではせっかく登ったのに、逆に富士山が嫌いになってしまい、残念な結果であるといえるでしょう。
せっかく登った山ですから、登った後は、より富士山が好きになるような、そういう状況にまで持っていきたいものです。
では、どうすれば好きになれるのか。それは、無理せず安全に、多少つらくても楽しく登っていく。これに尽きると思います。
途中でも諦めることをする
途中まで登って行ったら、どうしても最後まで登りたいと思うのは普通の感情かと思います。
ですが、いざという時は、やはり引き返す必要も出てきます。
自らの体調だけでなく、天候の悪化なども、引き返す理由として出てきます。
このときに無理をして登っていき、怪我や病気になったり、富士山が嫌いになるようでは、決して成功とはいえないでしょう。
いざという時は途中でも諦め、引き返す。これもある意味、富士山登山の成功と言っても良いでしょう。