富士山登頂のための心得

富士山に登頂するための心得を紹介します。参考にしていただければ、より確実に登頂が可能かと思われます。

山頂で御来光を見ない

富士山の一番の難関は、頂上で御来光を見るということです。

単に登るだけであれば、頂上で御来光を見ようとする人より、容易に達成が可能です。

頂上で御来光を見る場合、夜の寒さに耐える必要があり、また、頂上に登るときに渋滞に巻き込まれ、同じく寒さに耐えなければいけませんし、満足に前に進めず、焦りやいら立ちが募ります。

こうした状況が、高山病の発生にも影響し、結果として辛い登山をしなければいけないことになります。

この状況を打破するには、そもそも頂上で御来光を見ないとすれば良いだけです。

「御来光」とは「日が昇る様子」のことで、決して「頂上で日が昇るのを見る」という意味ではありません。

ですので、途中でも日が昇るのを見れば、それが富士山で見た御来光になります。

御来光は頂上でなくても見られます。多くのルートで、道中からでも御来光を見ることができます。

また、頂上から見る御来光と、道中で見る御来光とで見た目に大きな違いがあるかというと、そんなこともありません。

このため、御来光は道中で足を止めてみることをお薦めします。



山小屋に泊まる

山小屋に泊まらずに山頂を目指す人も多くいますが、一度も富士山に登ったことがないのであれば、山小屋で宿泊した方が良いでしょう。

昼に麓を出発し、18時までには山小屋に。そして、食事等を済ませ、朝3時や4時くらいに起きて御来光を見たり、登山を開始したりするプランがお薦めです。山小屋の前で御来光を見てから登山することもできます。

宿泊せずに寝不足のまま登り続けると、高山病になる可能性が高まります。

ぜひ、山小屋で宿泊し、1日目の疲れを取ったのちに、2日目に挑んでもらえたらと思います。高度順応も宿泊することで十分な時間をかけることができます。

ゆっくり歩く

山登りの基本はゆっくり歩くです。街中を歩くようにすいすい歩こうとすると、すぐに疲れが出ます。高度がありますので、空気が街とは異なり薄いですし、坂道などであれば、それだけで疲れがでます。

疲れがでないように、ゆっくりとしたペースを常に保ち、ほとんど休憩しなくても1時間とか歩き続けられるようなペースで歩んでいきましょう。

大げさにわざとらしいくらいゆっくりと歩くのがコツとなります。ツアーで訪れている人のペースに合わせてみると、歩くスピードの参考になると思います。

太ももを大きく上げない

段差が多々ありますが、その時に、出来るだけ太ももを上げなくて良いようにします。

これは、単に太ももを上げないということではなく、歩く場所を考え、少しでも太ももを上げなくて済むようなルートを探し、進むということです。

多少回り道のようになっても、太ももを大きく上げて段差を登るよりかは、段差の少ないところを歩いた方が疲れなくてすみます。

前の人が段差を軽快に登っていたとしても、自身は少しでも太ももを上げなくてもいいようなルートを見つけ、進むようにしましょう。

決して岩場だけの話ではなく、坂道でも同じような事が言えます。坂道でも人の手が入った場所があり、金網や木の板で段差が出来ていますが、そうした場所では意識して足を上げずにすむ場所を探しましょう。

ただ、そうした場所では、たいてい道の脇の方が該当してしまうため、あまり脇にいきすぎて落石を起こしたりしないように注意することも必要です。

水分は随時補給する

歩いていると思った以上に汗が出ます。たとえ気温が低くても、汗が出ています。このため、10分や15分くらいで水分を補給するようにしましょう。

この時、一気にゴクゴクと飲んでしまうと、水分が体に吸収されずにトイレに行きたくなってしまいます。

水分を取る時は、一口二口飲む程度にしましょう。このように飲んでいけば、そうそうトイレにいく必要もなくなります。

トイレを意識しすぎて水分を取らないでいると、脱水症状になる可能性が出てきます。

そうなると、高山病など、他の症状も併発しますので、常に一定の間隔で水分補給を行い、体の中の水分を一定に保つようにしましょう。

ルートによってはトイレ休憩できる場所が多々あります。トイレを気にするよりかは、体を万全にすることに気を配ることをお薦めします。

食べ物を食べ、栄養を補給する

水分も重要ですが、食べ物も重要です。

あまり食べる気がなくても、意識して食べ物を食べるようにしましょう。

携帯用の食事を1時間間隔であったり2時間間隔であったり、適度な間隔で少しずつ食べていくとよいでしょう。

栄養が足りなくなると、体全体がだるくなり、パワーが出なくなります。そうなると、登山に大きな影響を及ぼします。

富士山を登っていくと、飲食物の価格も高くなりますが、エネルギー切れを起こすよりかはこうした場所で何か食べ、エネルギーを補給し、さらに登っていくなどするとよいでしょう。

あまりお腹にズシリと来るものですと、逆に消化するのに時間がかかったりし、疲れが生じます。また、トイレの心配もしなければいけなくなります。

このため、比較的お腹に負担の少なそうな食べ物を購入し、食べていくとよいでしょう。アーモンドチョコレートなどの甘いものなどがお薦めです。

必要な道具は必ず持っていく

山では、天候の変化が早いです。天候が変わることで、状況が急に変わることがあります。

そのさまざまな状況に合わせるために、山登りに必要とされる道具は必ず持っていくようにしましょう。

詳細は別途記載しますが、特に軽視されがちな「雨具」は、雨が降る可能性が低いからといって、持っていかなかったり、安物で済まそうと考えないようにしましょう。

また靴に関しても、登山靴を用意するようにしましょう。街歩き用の靴と異なり、足への負担やトラブルを大幅に軽減できます。

お金より命。この考え方を持ち、道具の用意をしましょう。

服は常に適正な状態に

山では、急に寒くなったり、また、暑くなったりします。

日が登っていれば、直射日光で暑く感じますし、逆に雲に隠れていれば、寒く感じます。

風が吹いていなければ適切な気温であっても、風が強ければ、それだけで寒く感じることもあります。

他にも、動いている時には温かく感じても、休憩などで止まっていれば寒くなることもあります。

このように状況によって体感温度はかなり変わってきます。その際には、出来るだけ適正な服装になるように、順次着たり脱いだりするようにしましょう。

服を取り出すのが面倒に感じるかもしれませんが、体を冷やすと、その後の動きに影響を及ぼします。また、逆に厚着をしすぎて汗をかいて、その汗によって寒く感じるようになってしまうなどの可能性もあります。

このようなことが無いように服装は常に調整をするようにしていきましょう。



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