富士山の御来光の時間

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富士山に登る際の目的の一つとして、御来光を拝む、ということを考えている人も多いかと思います。

しかし、せっかく登っているのは良いものの、寝過ごして見られなかった、などとなっては楽しみが一つ失われることになります。

ここでは、御来光の意味と、そして大まかな見られる目安の時間を紹介します。

御来光とは

御来光(ごらいこう)とは主に高い山で日の出を迎えること、またその日の出のことを言います。別途「御来迎(ごらいごう)」と表現することもあります。

辞書によっては、頂上で見るというように書いてあるものもありますが、頂上でなくても御来光と述べても問題ないでしょう。

たとえば小学館が発行する辞書「大辞泉」では次のように記載されています。

『高山の頂上で見る荘厳な日の出。』(大辞泉より)

一方、同じく小学館が発行する辞書「日本国語大辞典」では次のような記載があります。

『高山で拝む日の出。また、その景色。御来迎。』(日本国語大辞典より)

辞書の規模としては「大辞泉」は中型、「日本国語大辞典」は大型の辞書です。

どちらを正しいとするかは人それぞれですが、当サイトでは御来光を頂上で見るということを安易に薦めることによる弊害などを考え、御来光は山で見る日の出という意味で捉え、紹介しています。

頂上で御来光を見るために無理に登山し、登山そのものをつまらなくしないためにも、無理せず見られる所で見ることをお薦めします。

夏の御来光の時間

御来光は、時期によって異なりますが、ピークシーズンである夏の御来光の時間を大まかではありますが紹介します。時間は下記の通り。

  • 7月上旬:4時30分頃
  • 7月下旬:4時45分頃
  • 8月上旬:4時50分頃
  • 8月下旬:5時00分頃

見ている場所によって若干の時間のずれがあります。例としては頂上と5合目とでは、5合目の方が少し遅い時間になります。

しかし、概ね上記の時間を目安にし、その20分前くらいから準備しておくとよいでしょう。

御来光そのものは太陽が顔を覗かせる状態を指しますが、その前後の、徐々に周りが青くなっていき、そして太陽が昇る場所が赤くなり、そして太陽が姿を見せるという、一連の流れもぜひお楽しみください。

富士山で初日の出

このほか、1月1日の初日の出の時の情報を紹介します。

  • 山頂:6時40分頃
  • 五合目:6時50分頃

初日の出、ということは、冬場ですので、頂上で御来光を見ることはないと思います。

よほどのプロでない限りは上記の1月1日の数字は意味をなしませんが、参考までにご覧ください。

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