富士山での裏技

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ちょっとした裏技です。あまりお薦めはしませんが、このようなことも方法としてあるということで紹介します。

下山道を登る

下山道は、下山する人のための通路です。このため、基本的に登ることは好ましくありません。

しかし、一つだけ有効な使い方があります。

それは、吉田口・河口湖口ルートや須走口ルートで御来光を頂上で見ようとする時、渋滞となる登山道を避け、下山道を進むという方法です。

御来光を頂上で見るということは、深夜に下山道を使うことになります。

この時間帯に、富士山頂上から下ってくる人はほとんどいないため、他の人の迷惑になりません。

このため渋滞を避けるために下山道を登るという方法は、悪くないと思われます。

ただ、いくつかの注意点があります。

まず、下山道は傾度が登山道より高いため、疲れが登山道より溜まりやすいという点。また、道も滑りやすく、登りにくいという問題があります。

問題点はあるものの、登山道の方の渋滞緩和の解消にもつながりますので、足腰に自身のあるグループは、このルートも検討してみるとよいでしょう。

登山道と下山道との接点は「本八合目」辺りにあります。夜間ですとわかりにくいかもしれませんが、この辺りを良くチェックし、下山道へのルートを探しましょう。

山頂のお鉢めぐりを反時計回りに

山頂の道を歩いていくお鉢めぐりは、多くの人が時計回りに回ります。

そして、最高峰の3776mの「剣ヶ峰」を目指します。

ですが、このルートですと、最後に「馬の背」と呼ばれる登りにくい砂地を登っていく必要があります。

この「馬の背」を登ることを避けるために、反時計回りに登るという方法をお薦めします。

反時計回りにお鉢めぐりをしますと、「馬の背」を登ることなく、「剣ヶ峰」に行くことができます。

「馬の背」は下りに使うことになりますので、難関をうまく避けることができます。

ただ、これはそもそもお鉢めぐりを出来るくらいの体力があることが前提です。体力がない場合は、時計回りでも反時計回りでも、どちらであってもたどり着くのは困難です。

また、反時計回りでも、高低差のある場所を登ったり降りたりしますので、まったく疲れることなくたどり着くというわけではありません。

あくまで、「馬の背」を登ることを避けるための方法として捉えていただけたらと思います。

多くの人は時計回りです。たまには人と異なるルートを進んでみてはどうでしょうか。

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