富士山のトイレ

ここでは富士山のトイレ事情について紹介します。

都心などとは異なる山ならではの事情もあるため、事前に把握したうえで出かけるようにしましょう。

富士山のトイレの位置

富士山のトイレは主にバス停留所付近、山小屋がある場所、もしくは頂上にあります。

逆に、こうした場所以外にはトイレはありませんので注意しましょう。

頂上を目指すルートによってもトイレの数が大きく異なり、多くの人が利用する吉田口ルートであれば、多くのトイレが比較的短い間隔で設置されていますが、御殿場口ルートでしたらトイレとトイレの感覚が長いということもあります。

必ず、出かける前にどの位置にトイレがあるかを把握し、できるだけ手前手前でトイレを利用するようにしましょう。



富士山のトイレの利用方法

富士山の登山道や頂上にあるトイレは都心などと異なり、水洗式ではありません。

トイレを利用した後にボタンを押して、流れていくというものではありません。

トイレの形態はいくつかあり、また利用方法はトイレによって異なります。

特に、紙の処理が大きく異なります。

使用した紙は、別途用意してある箱に捨てるという方法のトイレがあるため、紙を使うときにはまずはトイレで説明書きを読んだ後、そのように処理しましょう。

一緒に便器に紙を捨てると、トイレが詰まったり、汚物処理をする機械が故障する可能性があります。そうなりますと、トイレ自体が使用不可となり、他の多くの人に迷惑がかかります。

トイレへは余裕をもって入り、周りの説明書きを読み、そして用を済ませるようにしましょう。

富士山のトイレは有料

富士山の多くのトイレは有料です。バス停がある場所であれば無料で使えるトイレもありますが、山小屋や登山道に設置されているトイレは基本有料です。

金額はトイレの位置によって異なりますが、200円であったり、頂上では300円のトイレもあります。

当然、小銭が必要になります。両替所はありませんので、小銭を大目に用意しましょう。

小銭が無い時にトイレを利用したくなった場合は、山小屋が近くにあれば山小屋でトイレ利用のための両替をしてもらいましょう。

山小屋もなく、小銭もないのであれば、垂れ流すわけにもいきませんので利用しても問題ありませんが、次のトイレ利用までにはどこかで買い物などをして小銭を作っておくようにしましょう。

富士山のトイレが混みあう時間

人が多くいれば、それだけトイレも混みあいます。

特に混みあうのが、頂上でご来光を見ようとして多くの人が頂上付近にいる時間帯です。

頂上でご来光を見ようと考えている人は、事前にトイレを済ませておくようにしましょう。

また、ご来光を見終え、多くの人が一斉に下山を開始するタイミングでも人が混みあいます。特に、多くの人が下山の際に利用する吉田口方面の下山ルートを利用する人は注意しましょう。

時間に余裕があるのであれば、少し頂上を歩き回り、富士宮口ルートの近くにあるトイレを目指すと良いでしょう。こちらの方が空いています。

こうしたトイレのトラブルに巻き込まれないためには、無理に日の出を頂上で見ることなく、ゆっくりと余裕をもって登ることをお薦めします。

富士山のトイレでしてはいけない行為

主に次のような行為は慎みましょう。

  • 長居をする
  • 化粧をする
  • ゴミを捨てる
  • 煙草を吸う

長居は、寒さしのぎの宿替わりに使うような行為を指します。そのほか、長く利用するのも、他の利用者にとって迷惑のため、行ってはいけません。

化粧も同様です。化粧は鏡を持参して外でするようにしましょう。特に、頂上の下山ピーク時などに頂上のトイレで化粧直しをすると、多くの利用者の迷惑になります。

どのみち汗などで化粧は流れてしまうため、化粧はしないことをお薦めします。

トイレの中にゴミを捨てると、トイレが壊れる可能性があります。富士山のトイレは地上の水洗トイレなどと異なり、特殊な方式によって成り立っています。ゴミが入ることで機械が故障し、トイレが使用不可となる可能性もあります。

また、トイレには使用済みのトイレットペーパーを捨てる箱が用意されていることもありますが、ゴミ箱ではありませんので、その箱にゴミを捨ててもいけません。

ゴミは必ず自ら持ち帰りましょう。

トイレでの煙草も厳禁です。トイレを長時間他の人が使えなくなることのほか、煙草の火が便器の中に入ることで火災が発生する可能性もあります。水洗式ではないことから、トイレでの煙草の使用は一切やめましょう。

トイレを利用しないためのコツ

トイレが近いと何かと不便です。

せっかくの楽しい登山が、トイレのことだけを考えて上り続けるのも大変です。

そうならないために、水分補給をバランスよく行うようにしましょう。

水は飲みすぎると吸収しきれず、尿として出ていきます。このため、水分の飲みすぎさえ防げれば、たいていの場合は必要以上にトイレに行かずに済みます。

ただ、水分の補給は絶対に必要です。あくまで飲みすぎが問題であって、水分補給自体はしなければいけません。

ガブガブと水分を補給するのではなく、ちょこちょこと少しずつ、ある程度の頻度で水分を補給するようにしましょう。

喉が乾いたら、というタイミングでの水分補給はすでに手遅れです。喉が渇く前に、常に喉を潤わせるようなつもりで、定期的に水分を取るようにしましょう。

トイレ以外の場所で済ますのは厳禁

トイレがないのであれば外ですればいいじゃない、という人がいるかもしれませんが、こちらは不可です。

単純に外で用をたすこと自体が問題行為ですし、また、富士山は上に行けばいくほど木など遮るものがないため、多くの人に見られる状況になります。

このため、必ずトイレがある場所で用を済ませ、また、次のトイレがどの位置にあるのか、その場所までどれくらい時間がかかるのか確認しておきましょう。

また、水分の補給方法を考え、飲みすぎに注意しながら進みましょう。

当サイトでは一人登山のことを中心に紹介していますので一人であれば問題ではありませんが、例えば子供がいる人の場合は、常に子供にトイレはどうかを確認し、トイレがあるところで済ませるようにしましょう。

女性の生理の富士山トイレ問題

多くの女性は一定の間隔で生理が訪れます。登山中にそうした問題に当たることもあると思います。

基本的に、生理用品をもっていけば対応可能ですが、その用を済ませた用品をトイレに捨てていくことはできません。

便器に放り入れることもダメですし、備え付けのトイレットペーパー用の箱に入れるのも不可です。もしかしたらトイレによってはそうした場所を用意しているかもしれませんが、基本は不可です。

このため、使い終わった生理用品は持ち帰ること前提で考えましょう。ビニール袋や密封型の袋を用意し、その中に入れて自宅まで持ち帰ります。

トイレ問題とは異なりますが、生理中に体調の変化が大きい人の場合は登山そのものを見合わせることも検討しましょう。頂上まで登らず、山小屋まで登り、降りるという選択肢なども考えておきましょう。



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