大砂走りを終え、緩やかな下りに、そして「大石茶屋」へ到着
標高2000mまで下ってきました。富士山山頂3776mから1776m下ったことになります。13時19分着。下山開始は10時16分のため、休憩時間を含め、3時間3分でここまで来ました。
しばらく進むと「次郎坊」というところに着くという案内が。しかし、この「次郎坊」という小屋も休業中でした。壊れているのか、建物さえ見ることができませんでした。
この辺りから、いくつかわかりやすい表記が見つかり。
60分で大砂走りが終わると思っていたにも関わらず、「御殿場口新五合目」までまだまだあるという表記が。
もうひとつ、少し先に行くと「御殿場口新五合目」まで45分の看板もありました。13時22分着。大砂走りを開始してから1時間2分です。コースタイムは70分ですので、なんだかんだで早いペースで下山。
大砂走りの醍醐味を味わうべく、最初は猛スピードで滑り落ちていたことと、途中から休憩が出来ずに歩き続けたことが、コースタイムより早くなっている原因かと思われます。疲れも溜まりつつあり。
印刷した地図のミスもあり、本当に道があっているのか、あとどれくらい進めばいいのかなど、先が見えなかったものの、この後も淡々と歩き続けます。
この辺りに来ると、地面も徐々に固くなっていき。大砂走りと同じペースで下っていこうとすると足に響きます。このため、意識してゆっくりと進むようにしています。
多くの人に抜かされていきます。人に抜かされると、砂煙がこちらに来て砂を被る形になります。あまり抜かされたくありませんが、体力がないため諦めて、しっかりと眼鏡とマスクをかけて地道に進みます。
道があっているのかを把握するための、現在地番号を見るのが楽しみになってきています。この写真ばかり、撮り続けました。
そして、道なりに下山していると、遠くに何かしらの施設が見えます。
拡大して写真を撮ると、どうやら駐車場のようで。ここが最終目的地なのかどうかわかりませんでしたが、ひたすらそちらに向かって歩きました。
G-174辺りに来ると、茶屋のものと思われる看板が見えました。いよいよ下山完了となるかと思い、ようやく一息つけました。
先に進むと、しっかりと「大石茶屋」への道しるべの看板が。
G-176です。この番号が、この辺りの最後となっています。下山時、この番号を目安にあとどれくらいか把握するとよいでしょう。
大石茶屋の先にバス停があることが、ここで判明。どうやら、帰りも問題なさそうです。
さらに下っていくと…。
ようやく大石茶屋の入り口に到着。13時54分着。残り45分と書かれた分岐点から32分。コースタイムも同じく45分でしたので、ここでも早いペースで下山しています。
多くの人に抜かされたため、もうちょっと遅いスピードかと思っていましたが、意外にも早いペースでした。
結局、下山開始は10時16分、下山完了は13時54分。かかった時間は休憩時間も含め3時間48分。コースタイムは175分。2時間55分。比較的早いペースで歩いたところもありますが、最終的にはコースタイムと比べ1時間多くかかっています。この時間は休憩も含むで計算しているため、実際に歩いた時間はほぼコースタイム通りかもしれません。