富士山本宮浅間大社の中に、湧玉池など
富士山本宮浅間大社の桜門から中に入ります。
入る直前に「鉾立石」。昔、鉾を立てた石とのこと。「鉾」は「ほこ」と読み、槍みたいなものです。
同じく入る直前に手を清める場所もあります。
ちゃんと手の清め方に関する説明書き「手水の作法」があります。「手水」は「てみず」と読みます。「ちょうず」とも読むことが出来ます。こうした手水を行う場所のことを「手水舎」と言います。読み方は「てみずや」もしくは「ちょうずや」。
清めたらさっそく桜門を通って本殿に。
砂利が敷き詰められた場所に本殿があります。ピークシーズンではないため、人はまばらですが、それなりに人が訪れていました。本殿をじっくり見る前に、先に周辺を探索しようと移動開始。
本殿の脇から外に出ると「湧玉池」があるとのことなので、そちらに向かいます。国指定の特別天然記念物とのこと。読み方は「わくたまいけ」。
ちなみに、「富士山本宮浅間大社 本殿」も重要文化財となっています。
再び手水が出来る場所が。
そして湧玉池に到着。1分もかかりません。
湧玉池には富士山の雪解け水が湧き出ている物で、湧きでる水の量が年中ほとんど変わらないそうです。触るとひんやりした感じがします。
周辺には天神社がありました。菅原道真を祭っています。菅原道真といえば福岡の太宰府天満宮が有名です。また、牛もセットで知られています。
その牛の像も近くにありました。
再び湧玉池側に移動し、水の近くに。水が止まることなく流れています。
持ち帰ることも出来るようですが、沸騰させてから飲むようにとの案内版が。その場で飲むのはやめましょう。
ペットボトルも売られています。御霊水容器とそれらしい名前が書かれていますが、どう見てもペットボトルです。200円のおさい銭が必要とのこと。この水を持ち帰ってホテルでカップラーメンというのもおもしろそうでしたが、翌日の登山があるため、調子を壊すことも考慮しお水は持ち帰りませんでした。
池にはアヒルなども。
鴨も優雅に浮かんでいました。
池に沿って進むと川に流れこむ場所が。結構な勢いで流れていきます。
別の方向からの神社の入り口。
湧玉池から川に流れ込んでいる場所です。
再び本殿の方に移動。
本殿の中で祈祷を受けている人もいました。
ここでの参拝作法は二礼二拍手一礼です。2回お辞儀をした後に2回手をたたき、そして再び1回お辞儀をします。
周辺に置いてある展示物などを眺めます。
南極の石。南極から持ってきたようです。
火山弾。富士山噴火によって出来た岩です。
お札を販売している場所もあります。
富士山の浄砂。
本殿を横から撮影。
一通り見終わったので、富士山本宮浅間大社を後に。この場所で費やした時間は40分程度。「お宮横丁」で食事などをすればもう少し長居出来たかもしれませんが、疲れも溜まってきたため、移動することに。