滑落して30歳男性が死亡
2018年5月5日に、富士山登山中の30歳男性が滑落し、死亡する事故があったとのこと。
男性は発見時は心肺停止、その後、死亡。
滑落場所は9合目付近。
5月はまだまだ雪が多く残り、本来であれば登山に適した時期ではありません。
とはいえ、冬山を上る気持ちで登る人も多くいます。
ですが、夏場以外の富士山は本来は登るに適さない山であることを前提に考え、よほどの理由がなければ登るのを控えるようにしましょう。
30歳男性という体力的に何ら問題ないであろう人ですら、死ぬ可能性がある山であることを念頭に、一番安全に上ることが出来る夏場のみ、山頂を目指すようにすることをお薦めします。
今回のニュースでは、一人登山だったのか、複数人だったのかはわかりませんが、記事からは同じグループであるようなことは記載されていませんでしたので、一人登山であった可能性もあります。
季節にもよりますが、特に一人であるのであれば、夏場以外は控えましょう。
以下、ニュース記事です。
『5日午前、静岡県の富士山で登山者の男性が滑落する事故があった。男性は心肺停止の状態で見つかったが、その後、死亡が確認された。
5日午前11時前、富士山で登山者から消防に「9合目付近で男性が滑落した」と通報があった。消防から連絡を受けた静岡県警の山岳救助隊が現場に向かい、午後4時ごろ、現場に到着したが男性は心肺停止の状態だった。』(2018年5月6日「日テレ NEWS24」より)