富士山で男子中学生が家族とはぐれ行方不明に
2016年8月24日に男子中学生が家族とはぐれて行方不明になったとのニュースがありました。
下山中に母親が休憩した際に、男子中学生はそのまま下山、しかし、途中で男子中学生が引き返したものの、母親と合流できず。
その後、母親が119番通報をしたとのことです。
はぐれた際には、男子中学生は携帯電話や水、雨具を持っていなかったとも報じられています。
ここでの問題点は、男子中学生がグループから外れて一人で下山したこともそうですが、待ち合わせ場所などを決めていなかった点が挙げられます。
また、水や雨具を持参していない状態だったのも問題です。
山では一人一人がしっかりと装備を整えて登る必要があります。
はぐれても、一人で十分長時間耐えられるような装備を持つことが重要です。
まだ学生と若いため、なかなかそうしたところまで気が回らないと思いますが、そうした際にはできれば大人がしっかりと確認をしてあげる必要があります。
一人登山の際には言うまでも無く、水分、雨具などはしっかりと整え、多少多めに持っていくようにしましょう。
以下、ニュース記事です。
『男子中学生を救助 富士山御殿場口
24日午前6時15分ごろ、富士山御殿場口を下山していた島根県益田市の男子中学生(15)が家族とはぐれ、行方不明になったと母親(47)から119番があった。静岡県警山岳遭難救助隊と御殿場市・小山町広域行政組合消防本部の救助隊が捜索したところ、5合目に下山してきた男子中学生を発見、救助した。けがはなかった。
御殿場署によると、男子中学生は母親と兄(17)の3人で23日、山頂から下山。途中、母親が足の痛みを訴え休んでいたが1人で下山を続けた。途中で引き返したが母親らと接触できなかったという。男子中学生は携帯電話や水、雨具などを持っていなかったという。』(静岡新聞 2016年8月25日 ウェブサイトより)