富士山入山料、2017年の状況、大幅に目標から未達
富士山の入山料の2017年の状況が明らかになりました。
数字は2017年は速報値を、2016年は確定値にて取り上げます。
集計は静岡県側と山梨県側に分かれています。
静岡県側は5万4087人が協力。前年の48235人と比べて5852人増加している。
だが、協力率に関しては、2017年は登山者が多く増えたことも影響してか、去年の51.5%から大きく落ち、48.2%のみの協力率に留まりました。目標の70%を下回っている。
金額は約5204万円。目標額は6600万円のため、目標は未達。
山梨県側は56.9%で、前年の64.5%と比べ7.6%と大幅減となっている。目標であった70%より下回る結果になっています。
人数は9万8254人。金額は約9570万円。ほぼ前年と変わらず。
全体として、登山者人数は伸びているものの、その影響もあって、徴収率が大幅に低下。
また、金額や協力者数も人数増と比例して伸びているわけではない状況。
理由として、山梨県側担当者は、外国人やツアー客などが増えたため、協力を得にくい、としています。
※山梨県側の数字は読売オンライン2017年9月30日『富士山の登山者16%増 28万4862人』より