富士山、女性が転倒し、ヘリで搬送
女性が登山中に転倒し、最終的にはヘリで搬送される出来事がありました。
2016年7月30日に、富士宮口8合目から9合目の間で、52歳の女性が下山途中に転倒し、腰を強く打って歩けなくなり、その後ヘリで搬送されたとのことです。
怪我などが無いにこしたことはありませんが、転べば動けなくなる可能性は当然高まります。
では、どうやって転ばないようにするかを考える必要があります。
それには、しっかりと一歩一歩歩いていく、ということにつきます。
悪ふざけをすることなく、しっかりと前を見て、会話などで気を必要以上に散らすことなく、音楽などを聞きながらなどもせず、歩いていきましょう。
また、今回は下山中とのことでしたが、登る最中に力を使い果たし、下山時には体力や気力が落ちて転倒した可能性もあります。
登山は登るのが目標ではなく、登った後に無事に下山するまでが登山の目標です。
下りる時の体力を考え、体力調整を行い、もし、下山の体力が残っていないと思ったら、その時点で登るのは諦め、下山を開始しましょう。
以下、ニュース記事です。
『転倒女性ヘリ搬送
富士山では同日午後4時20分ごろ、富士宮口8~9合目の登山道で、東京都内の会社経営の女性(52)が下山途中に転倒し、腰を強く打って歩けない状態となり、8合目の診療所「富士山衛生センター」で治療を受けた。約2時間後、県警のヘリコプターで救助され、病院に運ばれた。』(毎日新聞 2016年7月31日)